GTK (Green Tour Kyoto) ガールズ

GTK (Green Tour Kyoto) ガールズ
'Green Tour Kyoto' official website in English http://www.greentour-kyoto.net

Japanese blog of Green Tour Kyoto Girls

This blog is written in Japanese by GTK Girl's staff, for our Japanese readers.
こんにちは。このブログは、GTKガールズスタッフによる日本語のブログです。ハイキング、寺社巡り、観光、国際交流、外国語など興味のある読者の方々には必見の京都情報サイトです。

21 Sept 2012

雲ケ畑に行ってきました!

みなさん、雲ケ畑ってご存知ですか?
私は、知りませんでした―。
なんだか、カワイイ地名ですよね。

雲ケ畑は京都市北区にある集落で、京都市内中心地から北へ15キロほどの所にあります。

今回は、第3回GTKガールズのイベントの下見を兼ねて行ってきました。

雲ケ畑に行くには、北大路バスターミナル近くの乗り場から「もくもく号」に乗っていきます。
「もくもく号」とは、9人乗りのジャンボタクシーで、北大路駅前から雲ケ畑岩屋橋まで運行しています。

な、な、なんと、終点までは500円という破格のお値段。


もくもく号で約30分。
目的地の志明院に到着です。




 志明院には、鴨川の水源地があります。

ここでは、ご住職のお話を聞き、院内を散策しました。

ご住職のお話は、仏教・教育・水・森・ジブリのお話など多岐にわたりました。
残念ながら、キャパの少ない私の頭ではすべてを正確に覚えていないため
ここで紹介するのは、断念させてもらいますがとっても興味深いお話でした。

もっとゆっくり、じっくり聞きたいと思ったくらいです。
いつか、個人的にご教授いただきたいと思ったくらいです。

次は、ノートを持って勉強しに行きたい。風の「ぐぉぉぉ」って音と、水の流れる音が
気持ちよくて、こんな場所で勉強したら2倍くらい賢くなりそう。



院内もゆったりした時間が流れていて心地よかったです。
ここは、歌舞伎十八番のひとつである「鳴神」の舞台となった岩屋があります。

さて、次はご飯。
「畑嘉」さんでお弁当をいただきました。





ご飯もおいしかったですが、景色もよかったです。


 あっという間の滞在でした。

とことん、のんびりできる場所な気がします。
森を守る人。
そんな人たちが住んでいる場所です。
お邪魔する私たちも、一緒に森や水を守っていきたい。
そんな風に思いました。

無関心って楽ちんだけど、それじゃダメだよね。
なんて思った一日でした。

10月21日には、第3回GTKガールズイベントを雲ケ畑で開催予定です。
詳細については近日中にお知らせします。

ぜひ、のんびり山登りを楽しみ、森の大切さを感じましょう!!


16 Sept 2012

百万遍手作り市

毎月15日に知恩寺で開催されている手作り市に行ってきました!

知恩寺の手作り市は15日と決まっているので、15日が平日だと行きたくても行けないのです。




今月は15日が土曜日だったので、久しぶりに行くことにしました!

ある程度予想はしていたけど、すごーーーい人。
+日差しが厳しい。
風が吹いていたから、日陰に入ればマシだったけど、まだまだ夏だと実感。

特にお目当てがあったわけではないので、ふらふらと物色。


おいしそうな、パンとかケーキとかお漬物とかコーヒーとか・・・
食べ物しか目に入ってこないっっ。

でも、手作り市で注目なのはアクセサリーだと思っています。
普通のお店で買うより安い気がするし、
金属アレルギーがある私としては、ピアスの金具をその場で自分にあった素材に
変えてもらえるのはうれしいのです。

自分の好みのお店を見つけたら、スイッチオンしちゃうので危険です。


お店の人と話しながら買い物をするのも楽しい。


来月の15日は月曜日・・・・

お時間がある人はぜひ行ってみてくださーい。

百万遍以外でも梅小路公園(毎月第一土曜日)でもやっているようです。


百万遍・梅小路公園手作り市




11 Sept 2012

嵐山で竹垣を修理

夏の嵐山はいい!
竹林の緑がいい!
暑いけど、たまにそよぐ風がいい!

そんな竹林の竹垣修復作業のお手伝いをしてきました!

どんなことをするかと言うと、ボロボロになった竹垣をキレイにする。
ただそれだけです。簡単、簡単。

まずは、竹を切って運びます。
これが、目立つ、目立つ。
ながーい、竹を2人で運んでいきますが・・・

そう、ここは嵐山。
観光客がいっぱい。

みなさん興味深げにこちらを見ています。
中には、代わりに担いでくれた人もいました!

「重いでしょ~。」
「えらいわぁ。」
「この竹は何に使うの?」

いろんな人が話しかけてくれました。
ちょっと恥ずかしかったー。

こんなに長いんですよ。 


竹を運んだら、いよいよ竹垣を作ります!


こんな感じで竹を2本くくりつけて、そこに乾燥させた竹をキレイに並べていきます。
観光地ですからね。
やみくもに並べればいいというわけにはいきません。


ひたすら、この作業を繰り返す!!

不思議なことに自分がやったところは、イマイチ・・・?に見える。
みんな上手で、焦りました・・・

お昼休憩をはさみ、ひたすら並べる。並べる。

3時のおやつを食べ、ひたすら並べる。並べる。

ついに、本日の作業範囲の作業が終了!

あんまり上手にできてなーい。
と思ったけど、そんなことない。
十分キレイにできてました!




「疲れたー。」という気持ちと「頑張ったー」って気持ち。
自己満足だけど、少しでも誰かの役に立てた気がしてうれしかったです!

ご褒美にお抹茶をいただき、庭でぼんやりして、解散です。





いい汗かいた1日でした。

嵐山にお越しの際には、大河内山荘の前を歩いてみてください。

そうっ、そこが私の直した竹垣だからぁぁっぁ。



主催している団体です。
小倉百人一集の会PTO

9 Sept 2012

番外編~爺ヶ岳日帰り登山~

番外編。山登りシリーズ第2弾!!(といっても、2回しかありませんが・・・)

今回の山は、ひと味違います!
白馬の八方池は、途中まで・・・
というかほとんどがゴンドラとリフト。
歩く時間は往復で2時間もないくらい。

し・か・し、今回の山『爺ヶ岳(標高2,631m)』は、登り4時間半。下り3時間ちょっと。

この山は中学生の時に学校の行事で登ったことのある山だし、
まぁよく覚えてないけどそんなにしんどいことはないだろーっと。
高をくくっていました。
正直、ちょっと甘くみてました。

最初の30分くらい、地獄のような登り坂。

「帰るなら今だ・・・。」

本気でそう思った。

いや、でもここで負けるわけにはいかない。

10歩歩いては、休憩。
8歩歩いては、休憩。
5歩・・・
3歩・・・・

どんどん前との距離が離れていく。。。

自分との戦いが始まりました!
気持ちは焦るものの、体がついてきません!

で、でもね、
こんな景色が目の前に広がったらもうちょっと頑張ろうって思うわけです。





雨の予報だったけど、朝早かったおかげかこんなにキレイな景色!

そして休憩で食べた、シャーベット最高においしかった。
パワー充電。

「まだ、頑張れる・・・」


その後も何回か休憩し、危険なガラ場を超え、
すれ違った下りのおじさんに

「あと、15分だよー」と言われ、

「いやいや、そんなの信じないヨ。」

と、思ったけど、本当に15分で着いた!
だって、だいたい山で言われる
「あと○分ですよ。」って嘘なんだもん。


無事、種池山荘に到着しましたー!
でも頂上じゃないんですー。残念!

ごめんなさい、写真はありません。
だって、辛すぎてカメラなんて取り出せなかったんだもん。



休憩後、南峰目指してしゅっぱーつ。

休憩中、話してたお兄さんからライチョウの目撃談。期待が膨らむ。

種池山荘から、さらに40分。こんな道を歩きます。




けっこう、歩きにくいんだけど景色もいいし、なかなか好きな道。

ライチョウを探しながら、あっという間に(いや、結構かかって・・・)
ついに、南峰に到着!!


こんなに頑張ったの久しぶり。
自分をほめたい。

ご褒美に、味噌汁とソーセージをあげました。



バーナーさん、あなたは天才ですか・・・?

こんな私たちを、横でおじさんたちがうらやましそうに見ていました。
大飯からお二人でいらっしゃったらしいです。
これから、白馬岳まで縦走するとか。
でも、味噌汁は持っていないとか。
「だしの国」の住人は味噌汁がなければ生きていけないとか。

あやうく、味噌汁を奪われるところでした。
あー危なかった。


おなかも満たされ、記念撮影も終わったので下山です。


下りが、またしんどい!!
膝が大笑いしてました。
途中から雨は降ったり、やんだり。
その度に、カッパを着たり脱いだり。
カッパは、もはやサウナスーツになっていました。

なんとか下山し、近くの喫茶店で「おやき」を食べて、家に帰りました。

が、すんごい雨が降ってきて家の前、洪水。
近所総出で、見物。
この夏、異常気象でしたね。

今回、登山をして思ったこと。

山では人はとても優しく、フレンドリー。
(すれ違った何人かの人に「自分のペースで頑張れっ」と言われました。
 きっとしんどそうな顔をしていたんだと思います。)

山はすべてを忘れさせてくれる。
(目の前に立ちはだかる坂を登るので精いっぱいすぎて、何も考えられない。)

どんなに時間がかかっても、どんなにつらくても、いつかはゴールに着く。
(途中でやめなければ、いいことあるよね。)

山で食べるものは、下界の何百倍もおいしい!

あんなに、つらかったのに帰ってきたら
また登りたいと思ってしまう。

山登りは魔性だわーーー。

私も、そのくらい魔性になりたいわーー。